社会福祉法人 釧路のぞみ協会 自立センター

第1回 ぷれん在職者交流会実施報告書

2021.08.04

ぷれんでは、登録されている在職中の方を対象に、参加者の方々が交流を持ち、お仕事の悩みや問題解決にむけた話ができる機会を通じて、新たな気持ちで就業できるように在職者交流会を開催しています。

今回は令和3711日(日)に第1回目を開催しました。

コロナウイルスの影響もありZOOMを利用して実施しました。

テーマは「アンガーマネジメント」。

ゲーム形式でこの場面だったらどのくらいの「怒り」を感じるか、それを周囲の人が当てるというゲームです。人によって怒りの場面が違うことをそれぞれが感じました。

今後も多くの方に参加していただけるような興味のある内容にしたいと思っております。


第1回 ぷれん在職者交流会実施報告書

 

令和3年7月11日

くしろ・ねむろ障がい者就業・生活支援センターぷれん

       磯田 智美 

 

くしろ・ねむろ障がい者就業・生活支援センターぷれんを通じて、1年以内に就職している在職者の中から、怒りのコントロールに関心がある登録者に対してゲームを通じたアンガーコントロールについて体験する機会を提供した。

 

日時:  令和3年721日(日)

時間 : 10:0011:30 

感染対策:ZOOMを活用した開催

テーマ: アンガーマネジメントゲーム

参加者: 在職者3名

(職員:髙谷 池田 原田 酒井 宮腰 工藤 磯田) 

 

《実施内容》

開会挨拶:髙谷より、コロナ禍の状況から予防接種が始まっているが、まだ参集での開催は難しいこと。早く対面での開催ができるよう祈っていることや慣れないズームでの参加に感謝する旨を述べた。

 

自己紹介:今日のテーマに沿い、最近あった怒りの感情について話せる範囲で話し、自分の怒り方について再認識するハロートークを行った。

 

主旨・ルール説明:

酒井より本日の主旨について説明を行い、アンガーマネジメントゲームについてのルール説明を行った。

 

話題提供:髙谷より「怒りとのお付き合い」と言うタイトルで話題を提供する感情の種類を話し怒りも自分の大切な感情の一つであること。怒りの感情を持っても構わないこと。しかし、怒りと上手につきあえないと、人間関係や仕事、身体に支障をきたすこと。怒りをマネジメントできないと激しい怒りに変わってしまうことがあること。

問題となる怒りは、強度と頻度が高い、持続性がある、攻撃性がある怒りである。怒りとは、感情表現、伝達表現、防衛感情であり当たり前の感情表現である。怒る必要のあるときは上手に怒り、怒る必要のないときは怒らないように整理していく事がアンガーマネジメントであり、怒らないで我慢することではない。これらのことを参加者と共有した。

 

ゲーム開始:アンガーマネジメントカードを使用しゲームスタート。参加者 が順に怒りの内容を書いたカードを引き、書かれてある内容についての怒り度を考え、他の参加者で怒り度を予想し、当てた人に点数が入るという形でゲームをすすめていった。それぞれの怒りの理由や怒りは誰に向けてのものか、感じ方の違いを話した。

 

閉会挨拶:池田より次回も皆さんの興味のあるテーマを考え交流会を開催す

ることを伝え、閉会の挨拶とし、終了となった。