釧路のぞみ協会は、平成3年に釧路管内初の障がい者のグループホーム「プルミエ」を開設しました。
平成10年には地域で暮らす方達の就労支援を主たる目的とする自立センターを開設し平成12年には常勤の職員を配置し本格的に活動することとなりました。
平成18年にはくしろ・ねむろ障がい者就業・生活支援センター「ぷれん」、職場適応援助者事業（ジョブコーチ）、相談支援事業「相談支援事業自立センター」の事業を開始しました。また「ぷれん」の就職を希望する利用者のなかには、コミュニケーション、健康管理、身だしなみ、ビジネスマナー、仕事に対する責任感等々の面で明らかに課題のある方達の相談も多くなり、そのような方達の職業準備性を高めるトレーニングの場として就労移行支援事業所「くしろジョブトレーニングセンターあらんじぇ」を平成19年に開設しました。あらんじぇの利用希望者の中に、一般就労は希望しないけれど自立センターの支援を受け日中活動を行いたいという方々が増えたことから平成20年に就労継続支援Ｂ型事業所「れぽぜ」を就労移行支援との多機能型事業所として開設しました。

平成24年には自立訓練「ぷろぐれ」を就労継続支援Ｂ型事業所「れぽぜ」との多機能型事業所として開設し「あらんじぇ」は同年より単機能型、定員36名で事業を継続することになりました。また同年にはＢ型の中に精神障害の方達の支援を行うグループ「ぷあぷ」を設けています。

ぷれんの利用者も年々増加し既存の相談室だけでは対応が困難になった為、平成26年7月には「ぷれん」の相談室を新設しました。
平成28年には就職してからの職場適応・継続の面で課題になっていた利用者の体力不足を改善すべく、本格的なトレーニングマシンを完備した「ウヴリール」を開設し利用者の体力増進を図っています。

ACT（アクセプタンス＆コミットメント・セラピー）、TTAP、SST等の研修も各分野の著名な講師を迎え、定期的に開催しています。

今後もこれまでに培ったノウハウを生かしつつ、障がいのある方達が地域のなかで自立した日常生活を営むことができるよう、支援を行っていきます。